トビ凧を使って害鳥を撃退する

山形県は果樹王国で、サクランボ、ラフランス、リンゴ、モモ、ブドウなどの栽培が盛んです。

天童市郊外の東側にはラフランスとリンゴ畑が広がっています。

秋になるとそられの果樹が実をつけて、畑がとても華やかになります。

蟹江に戻ってからも、山形の知り合いの農家から、毎年サクランボやリンゴを購入しています。

サクランボにしろ、リンゴにしろ、本場でとれた果物の美味しさは、スーパーで売っているものとは格段に違います。

それを知らないまま、スーパーでサクランボやリンゴを買っている人は、サクランボやリンゴの本当の味を知らないのではないかと心配になります。

秋になってリンゴ畑の道を歩いていたら、遠くにたわわに実ったサンフジの木々の間を、大きなトビが飛び回っているのを見かけました。

そのトビは、同じところを何度も何度も飛び回っています。

その雰囲気がおかしいと思い、近くまで行ってみました。

それはトビの形をした凧だったのです。

その形も1枚の平面ではなく、立体的で色合いもトビの茶色に染められています。

それが長い竹竿に結んであって、風が吹くと、リンゴの木々の上を泳ぐように飛ぶのです。

すぐに鳥除けのためだろうと思いました。

どの害鳥を防ぐためなのでしょう。

すぐ思いつくのはカラスですが、カラスがリンゴの実を突いているのを見たことがありません。

ムクドリかヒヨドリではないかと推測しています。

畑一面にリンゴが実っているので、ある農家が鳥除けをしたとしても、農家全体の鳥除けの効果が期待できるかは未知数ですね。

飛島村の金魚の養殖池でも、同じようなトビの凧がぶら下がっているのを見かけました。

とても驚きました。天童では風に乗って泳ぐように飛んでいるのに、飛島村では竿の先に縛りつけてありました。

それでも風が吹くと風切り羽(翼先分離)がはためいて動いているように見えます。

サギ、カワウやカイツブリなどに鳥除けの効果があるかも知れません。

写真を撮って分かったのですが、天童と飛島村のトビの凧は同じもので、鳥除け用の商品として販売されているのではないかと思われます。

同じ商品でも、鳥除けの対象が異なることが予想され、どちらの方がトビ凧の効果があるか知りたいものです。

カモ撮りこうちゃん