秋に桜が咲いている風情のサクラタデ

秋になって天童市郊外の山元沼の水辺でタデ科のサクラタデを見かけました。

そのピンクの花を見てびっくりしました。

小さなサクラの花が咲いているような風情だったのです。

秋はタデ科の仲間が花を咲かせますが、地味で小さいものが殆どで、近づいてよく見ないと分からないものが多いようです。

私はタデ科の中でも、イシミカワ、アキノウナギツカミ、ママコノシリヌグイ(こられはそのうち掲載します)などが印象に残っていて、草叢や土手などを歩き回って探していますが、サクラタデもそんな探している仲間に入っています。

毎年秋になると山元沼に、そのサクラタデの写真を撮りに出かけました。

小さい花なので、私の撮影技術ではほとんどがぼけてしまって鮮明な写真が撮れませんでした。

蟹江に戻って歩き回っていると、どう考えてもサクラタデなのに、サクラのようなピンクではなく、白いサクラタデがそこら中に咲いています。

花の大きさといい、風情といいサクラタデに違いないと思うのですが、白なのですね。

サクラタデの劣性遺伝かなにかによって、ピンクの色が脱落してしまったのではないかと考えています。

地域によって同じサクラタデといっても、咲いているものがこんなに違うんだとびっくりしたものです。

今はピンクのサクラタデが咲いていないかと探索中です。

(タデ科 タデ属)

カモ撮りこうちゃん