一年中見られるカルガモ

一年中見られる大型のカモでオスとメスの区別がなかなかつきません。

都会の池や川でもよく見られます。

基本的には植物食でイネ科の種子や植物の葉や水草などの他、水生動物なども食べています。

土手にしてある糞などは黒っぽい感じです。

蟹江周辺では、春から秋までは田んぼや様子白付近で生活し、秋から春にかけては善田川や日光川で過ごします。

越冬のためにシベリアなどからやってくるカモたちと混在しながら過ごします。

越冬するカモたちは、鈍感なカルガモの行動をみて危険度を察知しているように見えます。

関西線の永和駅近くの沼では、昨年は一ペア、今年は二ペアのカルガモの番(つが)いが子育てしていました。

前年に子育てが成功すると、翌年も同じ場所で産卵、育雛(いくすう)する戦略をとっているようです。

都会ではヒナがよちよち親鳥についていく情景が見られますが、永和の沼ではヨシなどが生えているのと、大きなライギョやナマズがいて、水面を小さなヒナが泳いでいれば、飲み込まれることも考えられます。

少し大きくなると、親がヒナたちを引き連れて行動し、微笑ましい情景がここでも見られます。