コチョウゲンボウを2年振りに見かけた!
2025.1.12に見かけけたコチョウゲンボウ(メス)
2023.4.16に見かけたコチョウゲンボウ
数日前に永和の雑木林と沼付近に写真撮りに行きました。
何回かハイタカを見かけていたので、撮れたら良いなと思って出かけたのです。
私が沼から雑木林の方に歩いていくと、その前に雑木林から飛び立って、空中高く舞い上がってスーッと遠くに飛び去ってしまいました。
結局、良い写真は撮れませんでした。
このところ何回か見かけているので冬の間はこの雑木林にいると思われます。
でもカラスに見つかると執拗に追いかけられます。
1羽同士ならオオタカやトビの方がカラスより強いかも知れませんが、群れで協力してタカを追い回すので、タカの仲間は追いかけられていることが多いのです。
その後、善太川に移動しようと思っていたら、農道から一般道に出る電柱の電線にチョウゲンボウらしいタカを見かけました。
いつもチョウゲンボウを見かける場所です。
チョウゲンボウは電柱にとまることが多いのですが、その鳥は電線にとまっていました。
クルマから写真を撮ろうとすると背中しか撮れませんでした。
ときどき首を回してこちらの様子を見ています。
背中の緑色の色合いの様子から、チョウゲンボウではないなと思いました。
顔つきも少し違っています。
しばらくすると飛び立ちました。
飛んでいく方向を見定めてそれを追いかけると、その田んぼ跡近くの電線にとまっていました。
今度は前面から撮ることができました。
でも最近、眼がかすんでピントがなかなか合わなくなってきていて、このコチョウゲンボウの写真もぼやけてしまいました。
でもコチョウゲンボウかどうか確信を持てなかったので、フェイスブックに投稿してコチョウゲンボウかどうか教えて貰うことにしました。
投稿するとすぐに「コチョウゲンボウですね」と反応がありました。
「お腹から脇腹にかけて明るく大きな茶色の班があるのもコチョウゲンボウの特徴です。チョウゲンボウの斑は黒っぽい小さな班です。」とも反応してくれました。
「コチョウゲンボウのメスです。」との反応もありました。
やはりコチョウゲンボウで間違いなさそうです。
「日本の野鳥」(叶内拓哉 安部直哉他 山と溪谷社)には「繁殖地はユーラシア大陸。日本で見かけるのは10月から5月中旬。冬鳥。広い農耕地、川原、原野など。1羽で行動するのがふつう。早朝にねぐらから一定の採食場へいき、小鳥やネズミを主に、昆虫類やカエルなどもとる。速い羽ばたきで低空を飛び、ときどき滑翔する。日中休息するのは地上の土塊や杭の上、林縁の樹上などが多く、電線や電柱にもとまる。夕方にはねぐらに帰る。数羽が同じ所をねぐらにすることもある。」と記されています。
なかなか見かけないタカのようで、フェイスブックでは、「いいね!」が12時間で115もついたのでした。
私も前回から2年振りに見かけたのです。
幸運としか言いようがありませんでした。
(ハヤブサ目 ハヤブサ科)
カモ撮りこうちゃん