ジャンボカボチャが流行るようになってきた?

ジャンボカボチャが育成中(福原輪中)

展示品評会の出品作

中日新聞の記事

先日愛西市の福原輪中で、畑の真ん中にジャンボカボチャの実がなっていました。

他の実は大きくありませんでした。

1つの実に栄養が集中しているのでしょう。

昔住んでいた社宅にモモの木があり、実がつく頃になるとポロポロと自然に落ちて、最後には1つだけ大きなモモがなりました。

それがとても不思議だったのです。

自然摘果というのでしょうか。

天童ではリンゴ畑やモモ畑を歩いていると、たくさんの緑色の小さい実が木の周りに落ちています。

農家が摘果した実が落ちているのです。

例年リンゴ生産農家から大量のリンゴを購入しています。

ある年小さいリンゴでした。

話を聞くと摘果数が少なかったからだと話してくれました。

数日後立田の道の駅に出かけたら、西側の屋根付きの建物にジャンボカボチャがたくさん展示されていました。

雨が降り出してきたので屋根がない展示場には青色のシートがかけられていて、中の様子は分かりませんでした。

屋根付きの展示場所には100キロのカボチャもありました。

カボチャの多くには赤いシールが貼ってあります。

売却済みだと記されています。

その多くにトヨタと書いてありました。

私の想像ですが、トヨタ自動車が購入し催しの際に展示するのでしょう。

数日後の中日新聞(2022.8.20)に「圧巻100キロ超カボチャ」と題して「愛西市森川町の道の駅ふれあいの里で、地元の農家が育てたジャンボカボチャなどが展示されている。中には百㌔超えの大物もあり、観光客の目を引いている。二十八日まで。今年で十五回目。観賞用のカボチャで、四十四人が育てたジャンボカボチャ六十九個を出品した。~中略~ ペポカボチャという観賞用の小さなカボチャも展示した。いずれも有償で、希望者には先着順で譲渡する。」と記されています。

この観賞用のジャンボカボチャはハロウィーンから来ているようですが、どんな品種で用途はどんなものか興味があります。

調べてみたら主にアトランチック・ジャイアントという品種で、ドイツでは1.2トンのカボチャの写真がインターネットに出てきました。

日本でもタキイなどの種販売業者が種を販売していました。

誰でも手に入れられるようです。

味はキュウリかトウガンのような水っぽい感じで、カボチャ本来の甘さはないようで、多くは家畜用の飼料として使われているようです。

農家の人たちの遊び心で、100キロ越えのカボチャを育てる技術を競っているのかは分かりませんが、本業の他にこうしたことができる余裕が、日本の農業にできてきたのかも知れませんね。

育てることの醍醐味を満喫できるからでしょう。

(ウリ科 カボチャ属)

カモ撮りこうちゃん